ネットショップの売上を2ヶ月で400万円伸ばした方法

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とある楽天ショップのコンサルティングをして 2ヶ月で売上を400万円アップさせた方法をご紹介します。

やっている人は当然理解していると思いますが、適正な在庫回転数の出し方があります。商品を何個仕入れれば良いのか、この商品は1ヶ月ぐらいで売り切る見込みで在庫を持とうかな・・・

そんな曖昧な仕入れはダメです。数字を制する者はビジネスを制するという言葉もあるのでしっかりと頭に入れておいて欲しい。

商品の適正な在庫回転数を出そう!

  1. 365÷年間在庫回転数=適正在庫日数
  2. 粗利率×年間在庫回転数=交差比率

この式の意味を分かりますでしょうか?計算したことがない方は、取り入れるだけでショップの売上が伸びる可能性があるのでやってみてください。

物販ビジネスをしていると頻繁に商品を仕入れる思いますが、その際に何個仕入れればいいのか? 何日間分の在庫を持てばいいのか?

大体で決めている人も多いと思いますが、しっかりとした仕入れ個数を計算する公式があります。

5分程度でできるのであなたの商品と置き換えて やってみてください。

5分で仕入れ数を判断する方法

まず、あなたの販売している商品の年間の在庫回転数粗利率を出する必要がありますので、扱っている商品1商品を例にしてやってみてください。

年間在庫回転数というのは、1年でその商品を何回仕入れているか?という数字です。 単純に発注した回数で大丈夫です。

年間6回仕入れていれば回転数は6。10回仕入れていれば回転数は10です。 粗利率は利益÷売上です。

年間の在庫回転数が分かれば、 その商品は何日間在庫を持つべきか計算できます。さらに、商品の粗利率を見れば、最仕入れをするべき商品なのか、仕入をやめるべき商品なのかを判断できます。

そのために交差比率という数字があります。

交差比率を判断基準にする

インターネットを使った物販で優秀と言われる交差比率は約300です。

200以下は取り扱いをやめるべき。 250が平均 300が優秀だと私は思っています。

これが分かれば、 あなたの取り扱っている商品の中で 伸ばすべき商品と仕入れをやめるべき商品が分かります。

交差比率の計算方法は「粗利率×年間在庫日数=交差比率」

例えば、粗利30%の商品が年間6回転する場合の交差比率は180です。 この場合は200以下ということで私の場合は取り扱うのをやめる商品です。

上の商品の交差比率を250にするには粗利率を40%に上げるか、 年間の回転数を8回転に上げる必要があります。

もしあなたの取り扱っている商品が交差比率200以下の商品が多ければ、粗利を上げるよりも、販路を増やすことを 考えていいと思います。

交差比率が低い商品は切り捨てる。

もし、交差比率250以上の商品が多くあれであれば、 その商品を売ることに全力を出して、 他の商品は今後仕入れないか捨ててもいいと思います。

パレートの法則などで有名ですが 利益の80%は20%の商品が あげていることが多いのです。

商品が売れないと在庫をいかに吐き出すか考えがちですが 、すでに売れている商品があるなら、 その商品で全体の売上を 伸ばした方が効率的です。

逆に、あなたの商品の中で交差比率が250以上の商品があれば 1回の仕入れで何個仕入れるのがベストなのか計算してみてください。

交差比率250の商品は例えばこんな感じです。

計算例

粗利率が20%で 年間12回仕入れる商品の場合、 適正在庫日数は29日

粗利率が30%で 年間8回仕入れる商品の場合、 適正在庫日数は43日

粗利率が40%で 年間6回仕入れる商品の場合、 適正在庫日数は65日

まとめ

以上の内容を踏まえて、自分の取り扱っている商品を計算してみると良いでしょう。

とにかく利益の出る商品を仕入れる事を考えたり、在庫を以下に吐き出すかということばかり考えてしまいますが、頭を整理してみると簡単に売上が上がるかもしれません。

 

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