起業成功した8つの事例で分かるあなたへのヒント

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起業して成功している人は多くいるが、実際にどのような経緯をたどって今に行き着いているのかご存知だろうか?
そこで、今回は数ある成功させた起業の事例を紹介していこう。
起業を成功させている会社には、共通して相応のアクションを起こしている。次に紹介する事例から、起業を成功させるヒントを見出して欲しい。

成功企業の成功事例

1.初期投資0円で銀座の一等地に店舗を構え成功
2.製造業からサービス業へ転換した通販会社
3.県外からお客が殺到する東京の皮膚科
4.老舗とんかつ屋の宅配サービス
5.地域密着型で成功した葬儀会社
6.スーモの挑み続ける事業改革
7.アパレル物流サービスの転身
8.起業して100%成功するには?


 

 

1.初期投資0円で銀座に店舗を構え起業成功

東京の一等地、銀座に店舗を持つ為には高い初期投資が掛かるのは間違いない。しかし、一切初期投資をすることなく店舗を構えた事例がある。その方法は非常にシンプルである。

すでに、銀座でバーを経営しているオーナーにお昼だけ店舗を使わせて欲しい。そのかわりに、そこで売り上げた売上の20%をバックするという交渉をしたのだ。店舗オーナーからすると昼は営業していない為、利益は出ない。しかし、店舗を貸すことで利益が出て、尚且つお昼に来店していただいたお客様が夜のバーにも来店してくれる可能性が高くなるとなれば、当然貸したがるだろう。

実際にこのような方法で銀座の一等地にネイルサロンを構えて大成功した事例がある。あなたもこの事例を参考にしてみてはいかがだろうか。

1-2成功のポイント

すでに店舗を持っているオーナーのビジネスのロスを見つけ、そこを自分が有効活用することで成功した。

2.製造業からサービス業へ転換した印刷通販

社長自らがトップ営業マンとして稼動していたが、受注請負型の営業に限界を感じだした。
業界の衰退も見越して、印刷通販へと切り替えを行った。お客様からの声をアンケート形式で集めるキャンペーン「だめよ!ベストプリント」を実施。また、売り場とWEB広告の改善を図り、アクセス数に対する受注率の改善を図った。
するとアクセス数に対する受注率が10%〜18%に改善。会員数が約11,000社まで拡大し、それに伴い売上も10倍の6億に達した。FC展開も開始し、アメリカに支社も設立するまでになった。

2-1成功のポイント

インターネット(web)での成約率の改善を行った。インターネットではお客様があなたのページに来ていただいて、その中の何%が行動をしてくれるかという「成約率」を調べることができる。さらに、公式が存在するのだ。物販であれば1%店舗集客のHPであれば3%資料請求であれば5%がビジネスが上手くいく成約率のラインと言われている。

3.県外からお客が殺到する東京の皮膚科

保険医療メインのクリニックを開業するも、美容医療の患者数が伸び悩み、自己流で告知等もしていたが効果は出なかった。
そこで自費診療である美容医療を本格的に導入。更にメニューの強化や皮膚病診療と美容医療のHPの棲み分け、スタッフの自立を促すツールやロールプレイングの強化など、徹底的な改善を図った。
その効果から口コミで患者数は急増。2012年に埼玉・新座に分院開設した。開業3年半にして保険収入を3倍、自費収入が15倍に成長し、2015年7月に東京・国分寺にも3院目を開設するほどとなった。

3-2成功のポイント

事業の改善を図る時に私が考えることは、「顧客、商品、販売方法」このどれかをずらすということだ。こちらの皮膚科が成功したのは商品をずらたことが一番の要因とだろう。

4.老舗とんかつ屋の宅配サービス

とんかつ屋として起業し、経営していたが、バブル崩壊後をピークに下降をたどる外食産業に危機感を感じだした。既存の店舗の立地商圏から幅広い商圏をターゲットにした宅配弁当業で活路を見出そうと思いつく。
他社との差別化を可能にした価格帯別一番店化を実現させ、幅広い利用用途を満たした商品作りを行う。半年後、2人の人員とパートで宅配弁当を開始した。
宅配弁当事業スタートから初年度1.8億円、利益率30%を実現させ、自社の強みである商品力を生かした弁当の提供を実現させた。

4-1成功のポイント

飲食店ビジネスにおいて非常に有効なのが弁当、デリバリー戦略だ。飲食店を経営している方は取りいれてみては。

5.地域密着型の葬儀社

人口3万7千人の小さな精華町で葬儀社を起業。提携店契約はゼロからのスタートだった。加盟条件はなく、ごく一般的な会員証を提示された際に特典を与えるのみの生前会員制度を導入した。その時点ではわずか650人程度の会員数だった。
そこで、地域の提携店営業、管理を専任スタッフひとりで行うようにし、定期刊行物や提携店主催イベントなどで、会員の利用メリットを提供。
すると会員数は約1,500名、提携店は80店舗に展開するまでとなり、地域住民である会員に喜ばれるつながりを生む葬儀社と成長した。

5-1成功のポイント

地域密着型モデルは非常に成功しやすい傾向にある。その理由としてはターゲットの絞り込みが可能なこととターゲットに対して「刺さる」企画ができるからだ。起業して成功するには、最初は小さいマーケットを狙い、その後に徐々に拡大することを私はオススメする。

 

6.スーモの挑み続ける事業改革

今では有名なスーモを起業。これまで住宅・不動産業界の、消費者ニーズとのミスマッチを感じていたため、住まいに関する要望を気軽に相談できる「住まいのセレクトショップ」を掲げたのがスーモの成功要因である。

コアターゲットである30〜40代に魅力のある商品開発とブランドを打ち出し、個のマンパワーによるセールスからカンパニー経営としての独立自営の仕組み化した。スーモカウンター経由での契約数が2年連続日本一という支持と「不動産」と「新築」の融合の実現により、年商40億円と業界でも破竹の勢いで成長を遂げた。

7.アパレル物流サービスの転身

アパレル物流サービスを起業したものの、リーマンショックの影響により稼動車両が半減。元請に左右される経営に不安を抱きだした。
そこで、ハンガー輸送という強みに専門特化させた新規サイト「ハンガー車.COM」を新規開設。
輸送から物流までアパレル製品に特化したワンストップサービスを展開し、元請比率が60%に。売上もサイト開設から165%に拡大し、下請けからの脱却に成功した。

7-1成功のポイント

起業を成功させる為に最も重要といってもいいのが、UPS(あなたの強み)自分が日本一になれる、世界一になれる。

それぐらい自身のあるサービスを提供することでお客様は初めて振り向いてくれるのだ。アパレル商品を送ることでは日本ナンバー1の会社。私であれば、日本一成功率の高い輸入ビジネスをあなたに提供する。

自分のUSPを見つける為には「絞る」ことが大切だ。[秋田県No1の〜][沖縄一の◯◯]などだ。そのUSPに需要があり、それを信じてビジネスをすれば、必ず成功できるだろう。

8.起業して100%成功する方法とは

様々な成功事例があるが、起業にリスクはつきものだ。しかし、インターネットを使ったビジネスを行うことで極めて低いリスくで起業することができる。条件は以下の4つだ。

・利益率が高い商品

・在庫を持たない商売

・定期的に収入が入ってくる

・資本金0円で始められる。

 

これらは主に、アフィリエイトやインターネットを使ったコンテンツ販売などにあたるが、私が提唱する輸入ビジネスでも、「在庫を持たず」「仕入れに多額の資金もいらず」「1商品だけで安定した利益を得ることができる」しかも、輸入してきた商品1つだけで年商4000万円、純利益60%の会社などといった会社を副業でつくり、起業したケースも多く見ている。

海外旅行が趣味の方などの海外好きにとって2ヶ月に1回は海外に行ける最高のビジネスモデルだ。

■まとめ

成功、失敗をどう捉えるか。諦めなければ失敗ではないのか。など、考え方は人ぞれぞれではあるが、極めてリスクが低く利益が出ないとしても失敗と言えないほどの損失しかないビジネスモデルは存在する。

しかし、起業して成功。つまり利益を出す為にはトライ&エラーを繰り返し、今回のような成功事例から自分のビジネスに活用できそうなアイディアを盗み、学んだことを実践していくのが一番の成功則だと言えるだろう。