メーカー輸入ビジネスと輸入転売ビジネスの違いは?

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メーカー輸入ビジネスと輸入転売ビジネスの違いは「正規輸入品を扱っているかどうか」です。

メーカー輸入ビジネスは?

メーカー輸入ビジネスでは海外のメーカーから直接商品を買い付けるため、

偽物の心配は一切なく100%本物メーカーによる保証も付きます。

輸入転売ビジネスは?

輸入転売ビジネスでは、基本的にメーカーから直接購入せず、海外の小売店や代理店から商品を購入している場合が多いため、取り扱っている商品のほとんどが「並行輸入品」となります。

簡単にまとめると、下記になります。

•メーカー輸入ビジネス = 正規輸入品

•輸入転売ビジネス = 並行輸入品

並行輸入品とは 

 

今までの輸入転売のプレイヤーで正規輸入品を扱っている人は比較的少数です。

それは仕入れ価格が高いということと、膨大な資金が必要になると勘違いしている方です。

具体的にはこのように考えられています。

 

□正規輸入品のメリット

①国内正規代理店で「保証」や「アフターサービス」を受けられる

②説明書が日本語

□正規輸入品のデメリット

③仕入れ価格が高い

□並行輸入品のメリット

①仕入れ価格が安い

■並行輸入品のデメリット

①「保証」や「アフターサービス」を受けることができない

②説明書が英語表記(ブランド創業国の言語表記)

③偽物と疑われる

しかし、これは間違いです。 実際に私が行っているメーカー輸入ビジネスは以下です。

 

□正規輸入品のメリット

①国内正規代理店で「保証」や「アフターサービス」を受けられる

②説明書が日本語

③商品価格が安い

□正規輸入品のデメリット

①最低仕入れロットがある

■並行輸入品のメリット

①最低仕入れロットが無い

■並行輸入品のデメリット

①「保証」や「アフターサービス」を受けることができない

②説明書が英語表記(ブランド創業国の言語表記)

③偽物と疑われる

仕入れが高いということや、並行輸入品と比べて販売価格が高いと言う方もいますが、仕入れ金額は圧倒的に安いです。

並行輸入品よりも30%以上安いというものも私は扱っています。

販売価格に関しても、メーカー保証や100%本物という付加価値があるので高くても当たり前です。むしろ、あなたが国内の正規代理店となれば販売価格を自由に決めることも可能です。

並行輸入品と同じ価格にして販売する事も可能ですが、それは戦略としてダメで、メーカーのブランド力も下がり、価格競争のキッカケです。

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安くすれば売れるという安易な考えは、初心者の発想ということです。

上記で、メーカー輸入と並行輸入のメリット、デメリットを上げましたが、正確にはメーカー輸入にはたくさんのメリットがあります。

・Amazonアカウント閉鎖のリスクがない(むしろ歓迎される)

・独占販売件を取得すればライバルが皆無

・ツールで見つかっても問題なし

・在庫管理、発注が楽

・新商品が出たら知らせてくれる

・メーカーが日本での販売を支援してくれる

・卸売で爆発的に売上を上げられる

・社会的信用が高い

・やりがいがあるし、楽しい

・紹介してくれる人が増える

・継続して利益を出すことができる

これを見ると、どれだけメーカー輸入が魅力的か分かるかと思います。

しかし、メーカー輸入には1つだけデメリットがあります。

それは「最低仕入れロット」があるということです。貿易用語ではMOQと言われていますが、1つの商品を仕入れる際に一定量以上を仕入れないといけないメーカー側の規定です。

私が扱っているメーカーの最低仕入れロットの平均額は50万円です。

多いですか?少ないですか?

意外に少ないと思った人も多いのではないのでしょうか?

しかも、最低仕入れロットが課されても交渉によって金額を下げることも可能なのです。 メーカーによっては10万円から仕入れることができるメーカーも多く存在します。

そもそも、仕入れロットが少ない輸入転売ビジネスでも、利益を100万円出すためには 利益率が50%だとしても200万円は仕入れないといけないのです。

それなら、正規輸入品の仕入れに50万円を使ったほうが確実にメリットが大きいです。

まとめ

メーカー輸入ビジネスと輸入転売ビジネスは似ているようで大きく違います。 これを理解した上でメーカー輸入ビジネスに取り組みましょう。