副業として始めたい、販路を増やしたい、事業の柱としてネットショップを始めたい。
様々な人がいると思いますが、ここではゼロからネットショップを起業する際に失敗しない方法を紹介します。
手順1 ネットショップのコンセプトを決める。
ネットショップの列記としたビジネスです。しっかりとコンセプトを決めてから始めましょう。
いくら良い商品を知っていても、マーケティングが出来ないと売れるネットショップを作ることは出来ません。
美味しいラーメンが作れても、それを売るためのマーケティングが出来ないと売れないのです。マドンナがテレビに出ても、それを誰も見ていなければ価値はありません。
ということで、ショップのコンセプトを明確に決めましょう。
コンセプトの作り方1
初めに、商品を売りたいターゲットを決めましょう。自分のお客さんになってほしい人物像です。
例えば、あなたが自転車好きだったら、自転車が好きな30代の男性をターゲットにしても良いでしょう。お金持ちのターゲットにしたかったらそれでも良いでしょう。
自分が販売する商品によって、お客さんの層は全く変わってきます。販売したい商品を決める前にお客さんにしたいターゲットを決めましょう。
ここでは例として、ロードバイクが好きな30代独身の男性サラリーマンとしましょう。
コンセプトの作り方2
ターゲットが決まったら、いよいよネットショップのコンセプトを創ります。
まずは「ロードバイクが好きな30代独身の男性サラリーマン」は何に興味があるのか?何が好きなのか?
ということを想像しましょう。想像ですが、休日は友達とロードバイクで走りに行くのが趣味かもしれませんし、一人でトレーニングに励んでいるかも知れません。
色々思い浮かぶと思いますが、できるだけ人物像は絞りましょう。できれば住んでいる地域や風貌まで。
ということで、ここでは休日に友達とロードバイクで走る事が趣味の30代男性サラリーマン(都内在住)とします。
コンセプトの完成です。
「休日に友達とロードバイクで走る事が趣味の30代男性サラリーマンの為のショップ」
そのままです。 雑ですか?笑
しかし、普通のロードバイクを扱っているネットショップに比べたら圧倒的に優れているコンセプトだと思います。
このショップを見て、30代でロードバイクが趣味な男性がドキッ!っとしないはずがありません。おもわず自分のことか?と思うはずです。
上のコンセプトは非常に雑ですが、要はこれを言い換えれば良いのです。
例えば「30歳からはじめるロードバイク」とかです。
手順2 扱う商品を決める

コンセプトは出来ましたか?簡単に出来ない方もいると思いますが、大丈夫です。コンセプトは途中で変わっていくものです。
決めたら一生変えてはいけないなんてルールはありません。私も3回ぐらい企業理念が変わってますからね。笑 これは実践しているうちに変化していくので大丈夫です。
むしろ、ターゲットさえ決まっていれば商品を決めることは可能です。
取り扱う商品の決め方1
休日に友達とロードバイクで走る事が趣味の30代男性サラリーマン(都内在住)が好みそうな商品をリサーチしましょう。
最初はイメージで良いと思います。
- ロードバイクのブランド
- パーツのブランド
- 自転車のアクセサリー
- 自転車に乗る際の服装。
なんとなくイメージしてこれ以上出ない!!と思ったら次はリサーチをしましょう。
自転車雑誌を見たり、30代の男性をターゲットにしている雑誌を見たり、ロードバイクに乗っている人が身に着けているものを見たり、自転車好きな友人に聞いたり、徹底的にリサーチです。
これだけでかなりの商品数が出てくるはずです。
取り扱う商品の決め方2
さて、想像の中であなたのショップができ始めている頃です。
カッコいいロードーバイクに、購買意欲をくすぐるパーツたち。自転車好きが見たら思わず「いいね!」を思うようなショップです。
手順3 仕入先を確保
扱いたい商品が決まったら次は商品を仕入れる先を確保する必要があります。
難しそうに思う人もいると思いますが、正直、最初は転売や委託販売でも良いと思います。
委託販売とは、他のショップで扱っている商品をあなたのネットショップに出品して、売れたら送ってもらうという、いわゆる無在庫販売です。
これなら、例え資金が無くてもネットショップを始める事が出来ます。利益率は下がりますが、最初は商品のバリエーションを増やす事が大事なので必ずやることをオススメします。
手順4 いよいよネットショップを開業
掲載する商品の確保ができたら、いよいよネットショップを開業します。
最初に出店する先としては、
- カラーミーショップ
- MakeShop
- BASE
以上のいずれかをオススメします。
楽天は非常に売れやすいですが、初期費用が大き掛かってしまうため、資金がない人にはオススメしません。しかし、資金に余裕がある人はかなりオススメです。
出店するショップを決めたら、それぞれに付いている決済機能などの登録を済ませてどんどん商品登録を進めていきましょう。
手順5 売れる商品ページの構成を考える
いくらネットショップにお客さんが来ても、売れないと意味がありません。
ということで、商品ページを魅力的に見せましょう。その為に必ず以下の条件は最低限クリアしましょう。
•綺麗な商品画像が5枚以上あるか?
•商品説明文は1000文字以上あるか?
これは本当に最低限のレベルです。
詳しい方法については【極論】Amazonで必ず成功する新規出品戦略の記事を参考にしてもいいでしょう。
お店のコンセプトがはっきりしていて、商品の品ぞろえも、ある程度揃っていれば例えライバル店よりも価格が少し高くても売れていきます。
上記の記事にも書いていますが、極論を言うと、ライバルと同じ商品を扱っていてもあなたの商品ページの方が魅力的なら良いのです。
アクセス解析を導入
あなたのネットショップに毎日何人来ているのか?そのうちの何人が購入しているのか?
これは必ず見るようにしましょう。その為に使って欲しいのがグーグルアナリティクスです。ショップ自体に機能として付いていてもこちらをオススメします。
手順6 集客をしよう。
「ネットショップを開業したのにうまくいかない」この原因の多くが集客出来ないことです。
何の施策もしないとお客さんが来ないのは当たり前です。ですので、広告を活用しましょう。ただし、注意点があります。
手順5で解説したグーグルアナリティクスであなたのお店の成約率を図ってから広告を使うようにしましょう。
例えば、100人来て1人が買う場合は成約率1%。転換率とも言われています。
これが分かれば、掛けられる広告費を換算できるはずですので、しっかりと数値のデータとして管理しましょう。
集客方法1 リスティング広告
一番オススメの集客方法はリスティング広告です。ヤフーやグーグルの検索キーワードにおおじて広告を出稿する事が出来ます。
費用帯も非常に良く、私の場合は自分で運用していますが、CPA(顧客獲得単価)は300円以下です。

集客方法2 ディスプレイ広告
価格は高くなりますが、かなりの集客効果を見込めます。成約がしっかりと取れていれ回収できそうな場合は挑戦するとかなり売上が上がるでしょう。

集客方法3 SNS広告
facebookやtwitterでもあなたの商品を宣伝する事が出来ます。
費用対効果が良いように思われていますが、個人的な意見としてはあまりオススメしません。
facebookなどのSNSと言うのは、もともと商品を購入しようとして使っている訳では無いので、アクセスに対しての成約率が低く感じます。
手順7 あとは勉強と実践あるのみ!
ここまでの流れを全てこなしたら、後は勉強と実践あるのみだ。
少なからず失敗は仕方ないと思いますが、それを失敗と思わず挑戦して行きましょう。ちなみに勉強用としてこちらの本はオススメです。
注意点
ターゲットの選定やコンセプトを決めたら考えてほしいのが、市場規模です。つまり需要があるか無いかということです。
良い商品やコンセプトを決めても、市場規模が小さすぎて売れなければ意味がありません。
これだけは後になると戻れないので、しっかりと見極めてから始める様にしましょう。
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