中国輸入ビジネス 必見の商品リサーチ方法5選

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中国輸入ビジネスで利益を上げるために重要な作業、商品リサーチ。

ツールを使用したり、することで効率化を図ることは可能だが、やはり自分で商品を見つける事が出来るスキルを身につけないと意味が無い。

こちらでは中国輸入ビジネスで使える5つのリサーチ方法を紹介しよう。

リサーチの鉄則とは?

その前に、鉄則とも言えるリサーチの流れについて理解していただきたい。基本的には以下の流れを守ってほしい。

① 日本で売れている商品や市場を見つける

② 海外の販売価格を調べる

③ 仕入れに掛かる費用を計算し、予想仕入額を計算する

④ 国内の商品と再比較

⑤ 問題なければ仕入れ

 

キーワードリサーチ

一番基本的なリサーチ方法がキーワードリサーチだ。例としてリサーチをしてみるので見て欲しい。

初めに、Amazonでノーブランドと入力してみる。

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すると、幾つか関連キーワードが出てきた。ライバルの輸入ビジネスプレイヤーはこのようなワードで検索している事が伺える。

続いて、カテゴリーを選びましょう。今回は家電カメラで絞り込みます。

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すると商品一覧が出てきますので赤く印のつけた商品を見てみます。

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新品価格は1950円、出品者の数はFBA出品27人、通常出品5人の合計32人です。

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次にこの商品がAmazonでどれくらい売れているのか見てみましょう。

無料でAmazonの商品の売れ行きを見るために「モノレート」というサイトを使ってみましょう。

また、モノレートではAmazonの商品のASINコードを使用しますので商品ページの下にあるASINコードをコピーします。

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コピーしたASINコードをモノレートに入力しましょう。スクリーンショット 2015-11-11 18.36.15

検索すると、以下の情報を見ることができますので、順番に説明していきます。

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この中で、初めに見て欲しい情報は「ランキング」です。価格と出品者数はamazonページで見たので飛ばします。

ランキングだけでも、どれぐらい売れるのか?のおおよその判断はできますが、あくまでも目安として考えてください。

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続いてこちらのグラフは、3ヶ月分の価格の変動を見ることができます。(3ヶ月〜全期間まで選択可能です)

このグラフだと、3か月前より価格が500円以上下がっていることが分かります。

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続いて、以下のグラフは出品者数の推移です。最初は10人以下だったようですが今では30人以上になっています。

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こちらのグラフは、Amazonランキングの変動を見ることができるグラフです。上昇回数が多いほど売れています。

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最後に、こちらは「amazonランキング」「出品者数」「価格」が変動した日にちが分かるグラフです。

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以上の情報を元に海外でリサーチする意味があるかを決めます。

何も考えずにいきなりリサーチしてしまうと、せっかく見つけた商品が売れない商品だった場合にリサーチした時間と努力が無駄になってしまいます

因みにこの商品の場合は良く売れていますが、出品者数が多すぎるので私の場合はリサーチをしません。

しかし、流れを説明するために、仕入れる前提としてリサーチしていきます。リサーチにはタオバオGoogle翻訳を使用します。

Google翻訳で「ワイヤレス ヘッドフォン 909s」を中国語に翻訳して、タオバオに変換された中国語「无线 耳机 909s」と入力します。

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すると同じ商品が出てきました。赤枠の商品をクリックしてみます。

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価格は70元ですので日本円1元20円で計算すると1400円となります。

Amazonの販売価格が1950円でしたので現時点での価格差は550円となります。

Amazonの手数料を含んだ金額を計算する場合は、FBA料金シュミレーターを使用しましょう。

以上が、基本的なキーワードリサーチになります。始めはこちらからやってみてください。

IDリサーチ

続いては、ID、つまりすでに輸入ビジネスをしているプレイヤーの扱っている商品をリサーチする方法です。

すでに扱っている商品ということは、利益が出る可能性が非常に高い商品ですのでこのリサーチ方法は必見です。

また、基本的なリサーチの流れは一緒なのでここからは簡潔に説明していきます。

輸入ビジネスをしている出品者であれば、商品のほとんどが輸入品の可能性が高いので、とても効率的なリサーチ方法と言えます。

また、輸入ビジネス初心者の方が輸入品に見慣れる為にも大変参考になるので、輸入ビジネス初心者の方には大変オススメのリサーチ方法です。

さらに、一度儲かっているIDを見つけてしまえば、その出品者がどんどん新しい商品を出品していくだけなので、言ってしまえば自動的にリサーチしてもらえるということになります。

 

初めに、1つ輸入品を選び「新品の出品」をクリックします。

「新品の出品3」とは、この商品を出品している出品者の数になります。赤枠の「新品の出品3」をクリックしてください。

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このページには、クリックした商品を出品している出品者の一覧が表示されます。こちらの商品の場合、FBA出品者が2人、通常の出品者が1人でした。

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出品者のボタンを押すと、その出品者が扱っている商品一覧が表示されます。

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後は、通常のリサーチ通りに、売れている商品があれば、同じ商品をタオバオやアリババでリサーチして行きましょう。

【IDの商品を全部見終わったら】

見つけたIDの商品を全てリサーチしたら、今度は違うIDを探す必要があるのですが、その探し方はとても簡単です。

最初に輸入品を多く扱っているIDを見つけてしまえば、そのIDが出品している商品と同じ商品を出品している別の出品者を見るだけで簡単に見つけることができます。

 

ランキングリサーチ

こちらのリサーチ方法は、少し経験者向けです。Amazonのカテゴリーごとに売れている商品ランキングの中から、中国商品を見つけていく方法になります。

商品を見分けるスキルが必要ですが、いい商品が見つかれば1商品で大きい売上を上げることが出来ます。

初めに、Amazonでカテゴリーを選択してキーワードは無記入で検索します。

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今回は家電カメラを選択しました。次に、「Amazonランキング」をクリックします。

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すると、Amazonの家電カメラジャンルの商品が売れているランキングが表示されます。

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これが表示された後は、順番に見ていき、その中から輸入品を見つけてリサーチして行きます。

ブランド名がノーブランドのになっている商品を探していくと初めは見つけやすいでしょう。

画像リサーチ

Amazonの商品をタオバオで検索してどうしても見つからない。そんなときは画像検索を有効活用しましょう。

画像検索とは、amazonの商品ページに記載してある画像がネット上で他のサイトで販売していないか検索する方法です。

日本のサイトなどたくさんのサイトが表示されますが、その中からタオバオのURLがないか探していきましょう。

こちらの商品を例に探してみましょう。

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画像で右クリックを押し、「画像URLをコピー」をクリックしてください。

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続いて、グーグル検索でカメラの部分をクリックしてください。

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次に、こちらの検索窓に先ほどコピーしたURLを貼り付けて「画像で検索」をクリックしましょう。

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するとたくさんサイトが出てきます。こちらで見て欲しいのがURLです。

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ページを進んで行くと、URLにtaobaoが含まれているサイトを見つけました。このような方法で、キーワードで探しても商品が見つからない場合は画像検索を行ってみましょう。

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高ランキング商品リサーチ

これはAmazonのセラーセントラルにある機能を使った販売者だけが出来るリサーチ法です。Amazonにもともとある「既存(exciting)」という意味で、エキサイティングリサーチという名前を勝手につけまいた。はじめに、Amazonのセラーセントラルのトップページの下に「販売拡大ツール」とあるので、その中の「出品推奨レポート」をクリックしましょう。

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すると、Amazon出品サービス掲示板が表示されますので、こちらのページの情報を元に、リサーチしていきます。

ページを下にスクロールすると、Amazonのカテゴリーごとに売上の高い商品や、閲覧数の多い商品などの情報をみることができます。閲覧可能な情報は

・出品推奨商品

・品薄レポート

・売上数TOP1000レポート

・閲覧数TOP1000レポート

単純に、売れている商品を探したいのであれば、売上TOP1000レポートを見るのが一番効果的です。それでは例として、「DIY・工具」の「売上数TOP1000レポート」を見てみましょう。赤枠をクリックします。

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すると、このような画面にAmazonから抽出されたデータが表示さます。このデータをエクセルを使って見てみましょう

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はじめに、キーボードの「Ctrl + A」で全てを選択し、コピーします。

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続いて、エクセルに貼り付けましょう。ここで、普通に貼り付けてしまうとセルごとにカテゴリーが別れない場合があります。

そうなった場合は、貼り付けをする際に赤枠の、形式を選択して貼り付け(S)をクリックしましょう。

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おそらく、HTML形式になっていますので、「Unicodeテキスト」を選択してOKをクリックしましょう。

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貼り付けると、黄色の一番のセルの部分がいくつかの分野に分かれています。※わかりやすく黄色になっていますが、もともとは白です。

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カテゴリーはこのようになっています。

・rank——————–Amazon売上ランキング

・ASIN——————–ASINコード(商品識別番号)

・JAN———————JANコード番号

・item_name—————商品名

・seller_number_new ——新品の出品者数

・lowest_preice_new ——新品商品の最低価格

・seller_number_used——中古品の出品者数

・lowest_preice_used——中古商品の最低価格

・other_info————–ブランド名、メーカー名

これらのデータを見ることができるのですが、このまま順番に見るのであればランキングリサーチを見ているのと同じなので、エクセルの機能を活用してリサーチしましょう。

「並べ替えとフィルター」の「フィルター」機能を使うと、希望の順番に並べる事が出来ます。

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例えば、中国輸入のノーブランド品であればJANコードが付いていない可能性が高いので、JANコードが無い商品だけに絞って検索してみましょう。

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JANコードのタブを押して(すべて選択)を解除し、一番下の空白セルだけにチェックを入れましょう。

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すると、JANコードのない商品だけが表示されます。

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更に、同じ手順で出品者数も絞る事も出来ますので、ライバルのいない商品だけに絞込が可能です。

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これで、JANコードがない商品で新品の出品者数が5人以下の商品だけ表示されるようになりました。この機能を使って他にも、価格帯を絞ったり、価格を高い順に並べ替えたりすることも可能です。

エキサイティングリサーチは自分の好きな条件に絞り込むこともできますし、ASINコードのコピーもすぐにできるのでリサーチは楽です。

更に、エクセルですので気になる商品があれば色を付けて分かりやすくした後、保存することも可能です。

 

まとめ

以上が5種類のリサーチ方法です。リサーチには多くの方法が有りますので、自分でやってみて一番やりやすい方法を選ぶのが良いでしょう。