輸入ビジネスと言ってもAmazonを使って販売する方法やBUYMAを使った方法など方法は様々ある。
ここでは種類ごとの特徴をまとめたので、これから始める方は参考にしてほしい。
そもそも輸入ビジネスとは?
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そもそも輸入ビジネスとは、海外から仕入れて来た商品を日本で販売して利益を出すというビジネスだ。
海外旅行に行って「友達から◯◯が安いから買ってきて」と頼まれた事はありませんか?要はそういった商品を仕入れて販売するのだ。
中にはインターネット環境さえあれば完結してしまうモデルもあり、副業として毎月100万円の利益を出したり本格的にビジネスとして起業している事例も多い。
私もそのようなビジネスモデルから初めて、今では会社を3社経営している。物販というビジネスモデルは非常にシンプルなだけにアフィリエイトなどに比べると初心者でも非常に利益を出しやすい。
仕入れる国も方法も自由で、販売方法もAmazonやヤフオク、日本の企業にたいして卸売する方法など色々あるので何が一番良いのか迷う人も多いだろう。
輸入ビジネス王道5パターン
おおまかに輸入ビジネスの種類は、以下のような仕入先と販売先の掛け算だ。

この中でも、王道の輸入ビジネスでなおかつ私が実際に行った方法をいくつか紹介しよう。
Amazon ✕ Amazon
日本のAmazonで「並行輸入」と検索すると、海外メーカーの商品が多くヒットするのだが、その中から海外のAmazonと価格差のある商品を見つけて仕入れた商品を販売する。
ポイントは価格差とAmazonでの売れ行きとライバルの数、Amazonでは、日本でもアメリカでもJANコードやASINコードが同じなのでリサーチが非常にしやすいというのがメリットだ。また、価格差のある商品をピックアップ出来るツールなども販売されている。
しかし、簡単な分ライバルが非常に多い点とAmazonでの販売手数料が約15%掛かるのがデメリットと言える。
私はこのモデルで月商400万円まで伸ばしたが利益率が低い為、このビジネスモデルで今はやっていない(正確に言うと販売先としてAmazonは使っているが、仕入先として海外のAmazonは使っていない)
Amazonを使っている購入者層は、商品が今直ぐ欲しい方が多く、ジャンルで言うと家電系、雑貨、日用品が多いのでそういったジャンルは非常に売れやすい傾向にある。
ebay ✕ ヤフオク
ebayは海外で最大規模のオークションサイトで、Amazonと違って中古品を多く扱っている為アンティーク品などを仕入れてヤフオクで販売する方法が一般的だ。
中古品やマニア向けの商品が非常に売れやすく、自分の趣味や詳しいジャンルがあればかなりオススメの市場だ。
輸入ビジネスやネットショップでは「特定のカテゴリー」に特化したほうが確実に稼ぎやすい(USPを持つ)のでヤフオクは個人的に副業にはかなりオススメだ。在庫保管と配送作業も月4000円もあれば業務委託できるので完全在宅ワークが可能だ。
ヤフオクの購入者は大きく分けて2種類いる。
①どうしてもその商品が欲しいマニア
②できるだけ商品を安く買いたい人の
できるだけ安く買いたいお客さんに向けたビジネスをしても利益率が下がる一方なのでマニア向け市場でビジネスをする事をオススメする。
私は昔、車やバイクが好きで買ったバイクを修理したり、パーツをバラ売りしたりして稼いでいたことがありましたが、本格的にやればかなり稼げると思う。
趣味を仕事にできそうなので非常に魅力的な仕事だと思う。
タオバオ,アリババ ✕ Amazon
いわゆる中国輸入ビジネスと言われる方法で商品価格が安く利益率が高いのが特徴だ。例えば、1万円の仕入れ金額に対して5万円の売り上げが上がったりする。
しかし、それだけ魅力的なビジネスなだけに、同じことをしているライバルが多いのも忘れてはいけない。
輸入転売ビジネスでは価格差のある商品を見つけて仕入れて販売したものの、ライバルが増えて価格が下がるなんて事も多いが、ライバルが増えにくい商品をリサーチして、販売していくことで稼ぎやすいビジネスになる。
このビジネスモデルは私自身も行っているが、今でも平均で月商500万円程の売上がある。しっかりとUSPを持ってビジネスをしていくことで長く稼ぎ続けられる市場だ。
海外ネットショップ ✕ BUYMA
BUYMAの特徴はなんといっても無在庫販売が出来ることだ。商品が売れてから仕入れることができるので在庫を抱えるリスクがほぼないので、資金がない人でも始められる。
ジャンルはアパレルのブランド品に特化している為、女性の実践者が非常に多い。仕入れは主に海外のネットショップを使うが、これもライバルが多いのが現状だ。
実際に利益を出している人はどうしているかと言うと、海外にお抱えのバイヤーを持ってそのバイヤーに仕入れてもらっている事が多い。
私もイタリアのフィレンツェに住んでいるバイヤーに頼んでMARGIELAやFELISI、BOTTEGAなどを仕入れて販売している。ファッション系や好きな人に取っては魅力的なビジネスだろう。
海外仕入れ ✕ ネットショップ
楽天市場や自社でネットショップを持つ方法では仕入先は1つに限らないことが多い。何しろ自分が好きな商品をお店に並べることが出来るので海外のネットショップから仕入れた商品と中国商品をセットで販売する事も出来る。
しかし、現実的に一番多く、成果の出やすい方法としては一定のジャンル、ブランドに特化したネットショップだ。
Amazonなどのプラットフォームを使った販売方法と比べると若干費用が掛かり、難易度も上がるが、その分、販売手数料も無しで独占市場を作れる。また、最終的にサイトごと売却する事も出来る。
売り上げをしっかり上げていくためには、扱う商品の需要と供給のバランスを見極めて、隙間市場に参入していくのがオススメだ。
Amazonやヤフオクではアカウントが停止してしまうという致命的なデメリットがあるため、私としてはネットを使った輸入ビジネスの最終地点としては自社のネットショップを持つ事をゴールにするのが良いと思っている。
ネットショップは今まで5店舗運営してきて、2店舗を売却して現在は3店舗運営しているが、内の2店舗は無在庫販売で発注から配送の流れもすべて仕組み化しているので正直、手放す気になれない状態だ。
他にも数多くの方法があるが、王道の輸入転売ビジネスはおおよそ以上の5パターンだ。
O2O型輸入ビジネス
私は会社として上記の王道と言われる輸入転売ビジネスはすべて行ってきたのですが、今やっているモデルはそのどれにも当てはまりません。
今やっているのは海外メーカーの総代理店になり、日本での小売販売と企業に卸していくモデルを掛けあわせたO2O型の輸入ビジネスです。
このモデルに行き着いた理由は上記のモデルには以下の様なデメリットが存在するからです。
・単純な転売では、ライバルが増えてビジネスの寿命が短い
・取り扱い商品を増やさないと売り上げを増やすのが難しい
・商品リサーチに時間が掛かる
・小売だけでは商品の発注、お客様対応の仕組み化が難しい
・Amazonなどのプラットフォームに依存すると規約違反とアカウント停止のリスクがある
・差別化の為にオリジナル商品を販売しても結局ライバルが増える
・自社ブランドをゼロから立ち上げるのは難易度が高い
やはり、やるからにはできるだけレバレッジの聞いた最小の労働時間で最大の利益を生むビジネスモデルが理想ですよね?
そこで、独自のO2O型の輸入ビジネスを行っています。このモデルは以下の様なモデルです。
・ブランドの総代理店になるのでライバルに参入されない
・すでにブランドが出来上がっているので自分で作る必要がない
・プラットフォームに依存しない
・BtoB取引で取引にレバレッジを掛けて1回の取引で売り上げ1000万円は当たり前
・商品リサーチは海外旅行と時間つぶしで十分
・取り扱い商品が少なく、1つのブランドだけで年商3000万円は普通
・顧客対応はほぼ皆無(卸先がやってくれます)
・自分の好きな商品を扱える
以上の理由で私はこのモデルを一番推奨しています。
個人でも企業に勝てるビジネスモデル
今や、個人でも副業でも日本におけるメーカー(商社)になれる時代です。
私にはこのビジネスの成功者を増やして「国際競争力の高いビジネス集団を作る」という夢があります。
ビジネスで成功し続ける為には自分一人の力では難しいということは私自信感じています。グローバル化が進み外国人が増える中、海外に出ようとしない日本人の価値はどんどん下がると思います。
だからこそ、国際競争力を上げて行くことが大事なのです。輸入ビジネスをきっかけに自信を持って海外と戦えるチームを作りたいと思っています。