知っていますか?中国輸入ビジネス3つの基礎

スクリーンショット 2015-10-30 19.49.04

「中国輸入ビジネス」「輸入ビジネス」といった言葉が一般的に聞かれるようになった今ですが。

ひと昔前であれば考えられなかったような「個人単位での輸入」から本格的な輸入ビジネスを始めようとしている人が増えてきています。

これはまさに、インターネットの普及によって私たちの暮らしが大きく変わった証拠。

しかし、普及のスピードが早すぎたせいか、そうしたビジネスを行うに際しての“基礎中の基礎”を理解していない人が少なくありません。

まず、念頭において欲しいのは個人輸入ビジネスは違法ということです。個人輸入は個人使用目的で商品を仕入れることです。

輸入ビジネスはあくまでも営利目的で仕入れる商業輸入ですので、個人輸入で仕入れた商品を売ったりするのは辞めましょう。そのような基本的な失敗を起こさないためにも、こちらの記事を参考にしてほしい。輸入ビジネスで失敗しない為の12のチェックリスト

中国輸入ビジネスにおける3つの基礎

 

すでに中国輸入ビジネスを実践されている方も、これから輸入ビジネスをはじめようかと考えている方も、ぜひ知っておいてもらいたいビジネスの基本。

それは、次の公式によって表されます。

[ 売上 - 経費 = 利益 ]

 「あたり前のことじゃないか!」と思われましたか? 

そうです。このあたり前の公式こそが、中国輸入ビジネスを成功に導くたった一つの法則なのです。

この公式を正しく理解していれば「どこから仕入れれば良いのか?」「何を仕入れれば良いのか?」「どうやって売れば良いのか?」は自然と導き出されます。

ただし、それではあまりにも応用が効きすぎるのも事実。

そこで、中国輸入ビジネスを成功に導く3つのテクニックをご紹介しましょう。流行や使用ツールに左右されないビジネスの基本原則に基づいた3つのポイントです。

1.売れる商品を、売れる数だけ仕入れる

まず1つ目は「売れる商品を、売れる数だけ仕入れる」こと。つまり、リサーチ精度です。多くの人は「売れそうな商品を、売れそうな数だけ仕入れている」のが現状です。しかし、とくに中国輸入ビジネスの初期段階では、そうした発想は危険です。

まずは確実に売れるものから少数仕入れてみて、実際に販売することで相場観を養いつつ、スキルやノウハウを十分に習得してから仕入れの数は増やすようにましょう。

おすすめの仕入れ方法は多品種少量在庫販売です。要は、仕入れる商品の種類を増やして、一個あたりの個数は減らすということです。

こうすることで在庫リスクが極端に低くなります。例えば「100種類の商品を2個づつ仕入れる」と合計で200個の仕入れです。

この仕入れ方であれば、1商品あたり2個売れればすべての在庫がなくなる計算になります。実際に月に50個以上も売れている商品でも、仕入れる数は2個にすれば流石にすべて売れる可能性は高くなります。

仕入れないことによる機会損失

これ以上売れるのに仕入れないというのは機会損失になりますが、最初の段階では商品が売れるイメージをつけることと、アカウントの評価を増やす為にもこのような方法で始める事をおすすめします。

仕入れたい商品の売れ行きを確認する為のサービスはたくさん存在します。Amazon内の商品を調べるにはプライスチェックモノレートが非常にオススメです。

ヤフオクであればサイト内で過去に売れた商品の履歴をリサーチすることも可能ですがオークファンというサービスを使うことで2年以上前の販売履歴を見ることも可能になります。

また、最近ではオークファンにAmazonリサーチ機能がついたオークファンプロも活用することでも価格差のある商品を探す事が出来るでしょう。
このようなサイトを使用して十分に事前リサーチを行った上で商品を仕入れることを心掛けましょう。

仕入れの際に気を付けるポイントとしては輸入ビジネスで失敗を防ぐ9つの計算リストの記事を参考にしてみてください。

2.販売チャンネル

スクリーンショット 2015-10-30 19.31.33

中国輸入では仕入れサイトとして「タオバオ」や「アリババ」といったサイトを使うことが多い。そして、非常に大切なのが“どこで売るか?”つまり、販売チャンネルの選定だ。

一般的は販売チャンネルはAmazon。これは私としても中国輸入とは一番相性が良いと思うのでオススメする。

しかし、皆と同じ販路を使っていてはライバルが多くで稼ぎにくいのが事実。そこで、私がおすすめする販売チャンネルが「メルカリ」だ。

 

フリマアプリとして人気が出ているが、今や中国商品が非常に売れているのである。是非取り入れて参考にして欲しい。

 

3.外注化

中国輸入ビジネスの流れは以下のようにシンプル。

①リサーチ

②仕入れ

③出品

④販売

しかし、稼ぎ続ける為にはリサーチを続ける必要がある。正直、私もやっていたので分かりますが作業量を増やさないと利益は増えません。

そこで必ずやってほしいのが外注化だ。要は、自分がやっているリサーチや出品などの作業をすべてアウトソージングするのだ。

そうすれば、1日1時間ほど確認作業と指示を出すだけで十分な収益を上げることが出来る。実際に私も中国輸入はすでに外注化して仕組み化しているが、毎月コンスタントに売上440万利益を160万円を上げている。

スクリーンショット 2015-10-30 19.18.05

 

補足

2.現金主義をつらぬく

スクリーンショット 2015-10-30 19.40.29

ここからは補足だが重要な事がある。それは「現金主義をつらぬく」こと。クレジットやキャッシングで取り組む人も少なくない中国輸入ビジネスですが、理想はあくまでも無借金経営です。

その理由は、「自由な判断ができる」ということ。中国輸入ビジネスが立ちゆかなくなった場合や、新しいビジネスに挑戦したくなった場合、あるいは斬新な商品群で差別化したいといった場合に借金があると行動が拘束されてしまうのです。

どうしても借り入れがしたい場合は、金融政策公庫などから借り入れたほうが良いでしょう。クレジットカードで仕入れると、気持ちに焦りが出てきます。気持ちに焦りが出てくると商品の価格を下げて販売しがちですが、それでは利益に繋がりません。小さいビジネスこそ、商品を如何にして高く売るかを考えましょう。

3.「商品画像」が大事

image

ネット上で商品を購入するにあたって、一番最初に目が行くのは商品の画像です。

画像自体に興味を持ってもらえない限りは商品が売れることはありません。たとえ同じ商品でも、画像が違えば商品価格や売れ行きはガラリと変わってきます。

最近ではスマートフォンのカメラが発達してきたので少なくなってきましたが、2〜3年前まではヤフオクで素人が撮って出品している商品を落札して綺麗に撮り直して出品するだけでも1.5倍近く高い値段で販売することができました。商品画像は必ずこだわるようにしましょう。

4.「商品説明」が大事

もうひとつは「商品説明」に力を入れること。そもそも売れる商品は、その商品を魅力が伝わっているから売れるのです。インターネットを使って商品の魅力を伝えるには画像、商品説明この2つしかありません。(動画などもありますが基本はこの2つ)

商品の利点や購入するべき理由は特に、商品説明によってもたらされます。商品説明に力を入れることで販売価格を上げることもできます。

中国輸入ビジネスは稼げない?

「中国輸入ビジネスは飽和状態になっている」「今から参入するのは難しい」。そうした声を聞くことがあります。

しかし、モノもサービスもあふれている現代においては、すべてのビジネスが飽和状態にあると言っても過言ではありません。大切なのは“商売の基本となる考え方”です。

実際に私を含め稼いでいる人は多くいるので、正しい知識を身につけて、輸入ビジネスでまだまだガッツリ稼ぎましょう。